【JLCPCB】基板製造・実装(PCBA)にJLCPCBを利用しました

今回、環境測定用センサーを搭載したESP32ベースのオリジナルボードの製作にあたり、JLCPCBに基板製造および部品実装(PCBA)を依頼しました。

高密度な配線や0402サイズの小型部品も含む設計でしたが、実装の精度・品質ともに非常に高く、目立った欠陥もなく期待以上の仕上がりでした。
また、注文から到着までのリードタイムも短く、迅速な対応が印象的でした。

コストパフォーマンスも高く、少量からでもPCBAに対応してもらえるため、学生のものづくりにも非常に助かるサービスです。

興味のある方はこちらから登録・注文できます:
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学校・教育機関のプロジェクトをサポート!

まず最初に触れておきたいのが、JLCPCBでは学校団体や学生プロジェクトに対するスポンサード制度があるという点です。教育目的で電子工作や基板設計を行っている方にとって、費用の負担が大きなネックになることもありますが、JLCPCBのサポートにより、今回非常にスムーズにプロジェクトを進めることができました。

KiCad + JLCPCBプラグインで製造まで一気通貫

今回の基板は、オープンソースのEDAツールKiCadを用いて設計しました。KiCadは無償で使える強力なツールですが、さらに便利なのがJLCPCBのプラグインの存在です。

KiCad上から直接ガーバーデータや部品配置データ(BoM・CPL)を生成し、そのままJLCPCBに送信することが可能です。

このプラグインを使えば、ファイルの手動エクスポートやアップロードといった手間を省くことができ、非常にスムーズに注文へと進めます。

部品実装(PCBA)もプラグインから簡単設定

さらに便利なのが、部品実装(PCBA)オプションもKiCadプラグイン内で設定できる点です。部品表(BoM)を確認しながら、実装可能な部品の中から選択して設計に組み込めるため、製造後に「この部品は実装できなかった…」というトラブルも防げます。

また、JLCPCBのBasicパーツ(常時在庫・安価な部品)を選ぶことで、実装コストも抑えることができます。予算が限られているプロジェクトには非常にありがたい仕様です。

精密実装も問題なし!高品質な仕上がり

今回は、QFN20パッケージの圧力センサという、非常に繊細な部品を含む基板を依頼しました。パッド幅が狭く、パターンも密集した設計だったため、少し心配もしていましたが…

結果は大満足

  • QFN20のはんだ付けもズレなく綺麗に実装
  • シルク印刷も滲み・欠け一切なし
  • 微細な配線も明瞭で、パターンのエッジもくっきり

JLCPCBの実装精度の高さを、改めて実感する結果となりました。

まとめ

今回のプロジェクトを通じて、JLCPCBのサービスが個人開発者や学生団体にとって非常に心強い存在であることを実感しました。

  • KiCadとの連携で設計〜注文が一気通貫
  • 実装可能部品を事前に選定できる安心設計
  • 安価で高品質な実装
  • 教育機関へのスポンサード制度あり

今後も、試作・小ロット生産の際には積極的に利用していきたいと思います。

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